「子供の学費・教育費は1000万円!?・・・とりあえず、この問題にはフタして寝かせとこっか♪」って人へ。教育資金の準備の仕方①
子供を大学まで進学させると、1人につき1000万円以上学費が必要になる!って聞いたわ。
金額の大きさに圧倒されて、なんだか不安・・・。
だけど、何したらいいかもよくわかんないから、結局何をするでもなく、とりあえずその問題にフタしてるわ♪
今回はこんな悩み(?)に対して、
事務室.comなりの答えを示していきます。
子供の学費に対するこの漠然とした不安は、以下の2つを整理すると、解消に向かっていきます!
- 必要額の把握。1000万円本当に必要なの!?
- どうやって必要額を準備するか
つまり
- ゴールの確認
- ゴールに辿り着くまでの手段を決める
みたいに
不安を縦一列に並べて、1個ずつやっつけていこう!
と、いうことで、今回は
- 必要額の把握。1000万円本当に必要なの!?
について、記事にしていきます!
幼稚園〜高等学校まで
公立か私立かで全然違う
文科省の学費調査だと、こんな感じです!
学習費総額の横列を見ていきましょう。
幼稚園〜高等学校まで
公立か私立かでかなり差がありますね。
この調査結果は
「保護者が1年間に支出した学習費」です。
小学校では、公立か私立かで5倍くらい金額差があります。
それが6年間ありますので、私立の小学校に入れる場合はかなり大きな差になります。
ケース別に見ていこう
文部科学省が、こんな調査結果も公表してくれているよ!
ケース1の、幼稚園から高等学校まで全て公立だと、学習費総額は
574万円
ケース4の幼稚園から高等学校まで全て私立だと学習費総額は
1838万円です!
ちなみに我が家ではケース2、もしくはケース3になるかなー。なんてぼんやり考えてます!
600万円〜800万円くらい!
う〜ん。できれば公立に通ってほしい!
大学等の学費について
国立・私立・短大による違い
授業料 | 入学料 | 施設設備費 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
国立大学 | 54万円 | 28万円 | 82万円 | |
私立大学 | 93万円 | 25万円 | 18万円 | 136円 |
私立短期大学 | 72万円 | 24万円 | 17万円 | 113万円 |
私立高等専門学校 | 63万円 | 25万円 | 11万円 | 99万円 |
表の中の数字を見やすくするため、千の位以下は四捨五入してまとめました。
より正確な数字をお求めの場合は、以下リンクをご覧ください。
- 授業料は毎年払う
- 入学料は初年度のみ払う
- 施設設備費等は毎年払う
それらを含めてザックリ計算すると
国立大学は4年間で
約244万円
私立大学は4年間で
約469万円
学費がかかるということになります!
もっと詳しく調べたい人は
大学ごとのより詳細な学費について調べたい場合は
というWEBサイトが情報を公開してくれていますので、
調べてみるといいです。
あくまでこれは、
現時点での価格
ですので、ご了承ください。
わりと値上がりする
大学の学費はわりとインフレが進みやすいジャンルです。
私立大学の場合、
1989年は授業料と入学料合わせて82.71万円でしたが、
2016年にはそれが113.11万円に増加しています。
27年間で増加率36.8%!
近年では、日本でもインフレが進むようになってきました。
そういった背景も踏まえ、
個人的な予想では
年率1.5〜2.5%くらい
のペースで大学の学費(主にインフレしてるのは授業料)も値上がりしていく感じになるかなと思います。
仮に年率2%のインフレで授業料が値上がりしたら・・・
現時点で469万円の学費が
597万円になる!
って感じです!
(参考資料)
文部科学省:『国立大学と私立大学の授業料等の推移』
トウシル:『年3%も!?学費インフレに対応できない学資保険。教育資金のイマドキ積み立て術』
オリックス銀行:『学費こそインフレに備えるべき』
まとめ
学費は公立・私立・国立、また、どこの大学を選ぶかによってかなり金額の差がある。
そしてけっこうインフレする。
大学まで子供を通わせると1000万円かかる説は、わりと合ってる。(むしろ場合によってはもっとかかる。)
我が家のケースだと
- 幼稚園は私立
- その後高校までは公立(に入ってほしい)
- 大学は私立も可?(できれば国立に入ってほしい)
となると、
総額約1220万円!
総額で考えると1000万円超えてますね笑
子育てって、お金かかりますね☺️
金額がハッキリしましたね!
でも、こんな金額、どうやって準備したらいいんでしょう?
やっぱりこの問題には一旦フタをしておくしか・・・。
ということで、次回は
「教育資金の準備の仕方」について
記事にしていきたいと思います!
ちなみに、今回参考にした書籍はこちらです!
学資だけでなく、もっと幅広い視野で子育てにかかるお金について知りたい人向け!
おすすめできる本です。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!