つみたてNISAって何なの?やった方がいいの?
最近、友達との話題で「つみたてNISAはお得!」って話になったんだけど・・・
つみたてNISAって何なの?
ってか、つみたてNISAってやった方がいいの?
結局、私はどうしたらいいの?
こんにちは!きくです!
今回は上記のような疑問にお答えします!
まず、ザックリ結論です!
- つみたてNISAは投資の利益にかかる税金を0にしてくれる超おトクな制度!
- 10年以上の長期資産運用をするなら今すぐにでも活用すべき制度!
- ネット証券でつみたてNISA口座を開こう!
もう少し詳しく書いていきますね!
つみたてNISAとは?
そもそも投資の税金はデカい!!
大前提として、株式投資などの金融商品取引で利益が出た場合には20.315%もの税金がもっていかれます。
- 今年40万円投資して
- 年率6%で
- 20年運用すると・・・
大体128万円になります。
元本40万円に対して
利益は88万円ですので
88万円×20.315%=
178772円
ザックリ18万円も税金としてもっていかれれるのです!!
つみたてNISAは、税金を0にする「買い物カゴ」
上記のように、本来投資の利益から18万円の税金がもっていかれてしまうところを
つみたてNISAでは
18万円払わずに、全て自分のものにできるのです!
また、よくある勘違いで
つみたてNISAは儲かるの?
という質問をいただくことがありますが
つみたてNISA自体は
利益を生む投資商品ではなく
税金を0にしてくれる制度
なのです。
よって、買い物カゴに入れる金融商品(投資信託)は自分で選ぶことになります!
金融庁が推進
つみたてNISAで購入できる投資信託は
あらかじめ金融庁が厳選してくれています!
- 販売手数料が0円のもの
- 信託報酬が低いもの
- 分配金が頻繁に支払われないもの
基本的に「長期・積立・分散投資」に適したものになるよう対象となる投資信託を選抜してくれています!
投資初心者も失敗しずらい仕組み
つみたてNISAは、その仕組み自体が投資初心者にも優しく設計されています。
年間購入上限が40万円(月3.3万円程度)であり、
月100円の積立からスタートすることも可能です。
株式ファンドは、長期で持ち続けることで元本割れの可能性が著しく下がるため、
非課税運用期間が20年あるというのもありがたいです。
むしろ、20年の運用期間があれば、大きな利益が出ている可能性の方が高いのが株式ファンドの特徴でもあります。
そして、一度積み立て設定をしてしまえば、毎月自動的にファンドの買い付けを行なってくれるため、ほとんど手間がかからないというのも素晴らしい点です。
「長期・分散・積み立て」は失敗しずらい投資の基本であり、つみたてNISAは初心者が投資を投資を学ぶ教材としても優れているなと感じます。
詳しくは以下
「つみたてNISA早わかりガイドブック」に目を通しておくといいです!
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html
ザックリ概要
つみたてNISA | |
---|---|
対象年齢 | 20歳以上 |
買い付け可能期間 | 2023年まで |
ロールオーバー | 不可 |
非課税枠 | 40万円 |
節税メリット | 運用で得た利益は全額非課税 |
投資対象 | 金融庁が選抜した株式投資信託、ETF |
投資方法 | 月1回、定期的に積み立てる方式 |
いつでも可能 |
つみたてNISAを活用しよう!
インターネット証券で!
主要インターネット証券である
- 楽天証券
- SBI証券
のどちらかでつみたてNISA口座を開設することをおすすめします。
どちらもとても優良なネット証券です。
私はどちらの証券口座も開設しています!
どちらか1つ選べといわれたら
楽天証券
をおすすめします。
なぜなら
SBI証券よりも操作画面が見やすくてわかりやすいからです。
初心者にとっては
「わかりやすさこそ正義!」
だからですね!
どんな商品を買うべき?
投資初心者にとっても失敗しずらい制度設計となっていますが
具体的には
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
のような
- 手数料が安い
- 全世界株式タイプの
- インデックス・ファンド
を選ぶのがいいかなと思います。
いくら買えばいい?
家計に余裕があるなら月3万円程度を貯金感覚で積み立て設定するといいかなと思います。
もちろん、
積み立て設定は月100円から可能ですから、100円から試してみるのもありです。
口座残高が毎日値動きするって、けっこう新鮮で刺激強いからね!
小さな金額で試して、資産の値動きに慣れるって大切!
ちなにみ、私は2019年から満額で積み立てしています。
デメリットや注意点
損益通算はできない
株式投資で損をした場合、他で取られた税金と相殺して税金を取り戻すことができます。
これを
「損益通算」
(そんえきつうさん)
といいます。
つみたてNISAで損を出してしまった場合は損益通算ができません。
2023年で制度終了
2024年から、つみたてNISAを含みNISA制度が大きく変わります。
それに伴い、現行(2023年時点)のつみたてNISAは制度終了となります。
しかし、2023年中に投資した分に関しては、
20年間の非課税運用が可能になります。
また、2024年から始まる新しいNISA制度とは別枠となるので
2023年につみたてNISAを始めた人は
2024年からNISAを始める人より
非課税で運用可能な金額が大きくなります。
資産運用を検討している人は、2024年を待つより、
今年のうちに始めた方が有利になる可能性が高いです。
最後に、書きたいこと
つみたてNISAって、投資の税金を優遇する制度なわけです。
何でも税金とりたがる国である日本が、なぜ、わざわざ投資の税金を非課税なんかにするんでしょうね?
国的にも、年金制度や退職金制度の改悪が避けられないことがわかっていて、
それを補填するための助け舟としてNISA制度を作ったのではないでしょうか?
「年金も退職金も減るよ!でも、資産運用の税金は0にしてあげるから、老後のお金は自助努力でなんとかしてね!」
ってことかなと、私個人としては感じます。
国は直接的にそんなことは言ってませんけどね。
何にせよ、税金を払うだけ払って、
NISAのようなお得な制度を活用せずにいたら、経済的に豊かになれるはずないです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、失礼します!
もっと詳しく知りたい人は・・・
金融庁のつみたてNISAガイドブックを読んでみよう!
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html
資産運用について学ぶ
投資関連の書籍は、内容が難しいものも多いですが、以下のものは初心者にとっても読みやすい内容になっていて、わかりやすかったです!
本一冊くらいはよんでおいた方がいいかもしれません・・・。