優良ファンド「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」について解説!つみたてNISAのファンド選びに困ったらコレ!
資産運用をはじめてみたいんだけど、どんなものを買えばいいのかわからない・・・。
こんにちは!きくです!
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
を選ぶといいかもね!
今回は、資産運用初心者に向けて、
私も実際に投資をしている優良ファンド
「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
(イーマキシス スリム べいこくかぶしき エスアンドピーごひゃく)
の魅力を紹介していきます。
どんなファンド?
株式インデックスファンド
スリム米国は、
アメリカの株価指数であるS&P500に連動することを目指したインデックスファンドです。
2018年に誕生したファンドで、発売当初から低コストで人気があります。
2023年8月時点で、純資産総額が2兆円を超えています。
運用会社は三菱UFJ国際投信株式会社です。
尚、購入できる証券口座は
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
など、主要ネット証券であれば購入可能です。
ファンドの中身は?
組み入れ構成銘柄は以下のようになっています。
銘柄 | 業種 | 組み入れ比率 |
アップル | テクノロジー | 7.0% |
マイクロソフト | ソフトウェア | 6.1% |
アマゾン | 小売 | 3.3% |
アルファベット クラスA(グーグル) | メディア | 2.1% |
アルファベット クラスC(グーグル) | メディア | 2.0% |
メタ・プラットフォームズ | メディア | 1.9% |
テスラ | 自動車 | 1.8% |
バークシャー・ハサウェイ | 各種金融 | 1.5% |
エヌビディア | 半導体 | 1.5% |
ジョンソン・アンド・ジョンソン | 医薬品 | 1.2% |
聞いたことがある有名企業が名を連ねているね!
経費率が激安
eMAXIS Slimシリーズは、
「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続ける」
という方針を掲げており、実際に各種手数料は激安です。
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 0.09372%(年率・税込) |
数ある投資信託の中には
- 購入時手数料2%
- 信託報酬3%
- 最低購入価格10万円〜
みたいなファンドも存在します。
10万円分買った瞬間に2000円手数料引かれて
毎年信託報酬で3000円もってかれる。みたいな。
そういったファンドと比較すると、
信託報酬0.09372%というのは、
とてもコストが安く、資産形成の強い味方となってくれるはずです。
どのくらい儲かるの?
S&P500は、長い歴史の中で上下動を繰り返しながら、右肩上がりに成長してきました。
2023年7月末時点のデータでのリターンは以下のようになっています。(円建てで計算)
年数 | リターン(年率) |
5年 | 17.4% |
10年 | 16.5% |
20年 | 10.6% |
30年 | 10.9% |
脅威のリターンです。
仮に、
- 年率10%
- 月3万円
- 20年積立
したら、以下のようなシミュレーションになりました。
元本720万円が、約2300万円になってる・・・!
あくまで期待リターンの話ではありますが、S&P500のポテンシャルの高さがわかっていただけたかと思います。
一時騒がれていた「2000万円問題」はこれで解決ね。
特に、直近過去10年は、アメリカ絶好調だったので、リターンがとても高いです。
仮に、もし10年前にS&P500に100万円投資していたら、
今頃460万円になっている計算になります。
期待リターンを見積もる際は、大体7%くらいを目安にするといいかもしれませんね!
「S&P500」についてザックリ知ろう!
S&P500は、歴史あるアメリカの株価指数の1つです。
日本では、たまにニュースで
「日経平均株価」
「TOPIX」
なんて言葉を聞くことがあるかもしれないけど、
そのアメリカ版みたいなもんです。
世界最強の株価指数
アメリカは世界経済の中心であり、
S&P500は、アメリカの大型企業約500社で構成されています。
1920年ころに誕生した指数なのですが、世界恐慌やリーマンショック、コロナショックなど、数々の大暴落を乗り越えて、右肩上がりに力強い成長を続ける世界最強の株価指数なのです。
1983年に163ポイントだったS&P500は、右肩上がりに上昇し、
2023年8月現在、4369ポイントまで上昇しています。
ちなみに、黄色い線は日経平均株価指数です。(まるで地を這うよう・・・)
また
- アメリカは先進国の中で数少ない人口増加国である。
- 財務健全で時価総額が大きい企業しかS&P500に採用されない。
- 利益の出ない会社は除外され、新陳代謝が起こる。
- アメリカはイノベーションが起こりやすい。
などなど、様々な面から見て、
S&P500は世界最強の株価指数なのです。
リスクはないの?
株式ファンドなのでリスクは大きめ
株式は基本的にリスク高めの資産です。
コロナショックのような大暴落をくらえば、
ー40%くらい資産が減ることもあるでしょう。
しかし、過去のどんな大暴落からもS&P500は復活してきた実績がありますので
- 長期保有
- 継続積立
することでリスクを低減していくと良いと思います。
アメリカのみへの投資となる
スリム米国への投資は、
アメリカ一国のみへの投資となります。
そのため、
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
など、全世界型株式ファンドと比較すると、
分散性は劣ると言えるでしょう。
直近10年くらいは、全世界株式ファンドに投資するより、S&P500だけに投資してた方がリターンが高かったんですよ。
だから、全世界にするかS&P500にするかは迷いますね。
まとめ
今回はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)について紹介しました。
みなさんのお役に立てれば幸いです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、世界最強の指数であるS&P500連動するコスト激安の超優良ファンドである。
信託報酬0.09372%の安さと高い成長力が魅力です。
それでは、失礼します!